| 長根宿遺跡(ながねしゅくいせき) |
| 多野郡吉井町長根にある。鏑川右岸の下位段丘上に立地している。長根遺跡群に含まれる。1986年に上信越自動車道の工事用道路建設に伴って吉井町教委が発掘調査した。2条の溝が見つかっている。出土遺物は、18世紀から19世紀の軟質陶器火鉢、鉄釉徳利、鉄釉灯火皿、羽口、鉄滓などであった。上位段丘端にある長根城と下位段丘に位置する館を結ぶ場所にあることから、調査された溝についても中世までさかのぼり、城館と関連するものとも考えられる。出土遺物は吉井町教委に保管されている。〈矢島浩〉 |
| [文献] ◇『西場脇 長根宿遺跡』 吉井町教委 1987 |