| 長久保古墳群(ながくぼこふんぐん) |
| 北群馬郡榛東村新井にある。高塚古墳の南東約200メートルに位置し、榛名山相馬岳の裾野が平野部と接する付近の丘陵上に立地している。前方後円墳2基、円墳20基の計22基からなる古墳群で、現在でも一部の古墳が公園用地などに残されている。1976年から1978年にかけて、団地造成に伴って日本窯業史研究所が発掘調査した。埋葬施設はいずれも横穴式石室で、斜面を掘り込んで掘り方内に構築する方法をとっている。また、羨道前には、前庭をもつものもある。遺物は石室内から大刀、鉄鏃、耳環、玉類などが出土し、墳丘周囲からは須恵器、土師器、埴輪などの破片が出土している。7世紀初頭から7世紀終わりごろまでの約100年間にわたって造られた古墳群である。出土遺物は榛東村教委に保管されている。〈飯塚邦守〉 |
| [文献] ◇『榛東村誌』 1988 |