長畝II遺跡(ながうねIIいせき)

  吾妻郡長野原町与喜屋にあり、吾妻川右岸の2段からなる河岸段丘の上段に立地する。1990年に国道145号長野原バイパス工事に伴って長野原町教委が発掘調査した。縄文時代前期の竪穴住居2、中期後半の竪穴住居2のほか、土坑37(陥穴状2を含む)が見つかった。各遺構からの出土遺物量は少なかったが、中期後半の住居からは、中部山岳地域に分布する曽利式系土器が主体的に出土しており、当地域の地理的特性をうかがわせる。出土遺物は長野原町教委に保管されている。〈白石光男〉

[文献]
◇『長畝II遺跡・坪井遺跡』 長野原町教委 1992

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