| 鎮守廻り遺跡(ちんじゅまわりいせき) |
| 前橋市朝倉町にある。群馬県庁から南東3.7キロメートルほどで、前橋台地上に立地する。標高は93メートルであり、北西から南東にわずかな斜面が見られる。1986年に住宅建設に伴って前橋市教委が発掘調査した。溝5、土坑1、竪穴住居のものと思われる貼床状の遺構が見つかった。縄文時代から中世に至る時期の遺物があるが、遺構は平安時代から中世の間のものと考えられる。溝の1条は4.5メートルの幅の大きなもので、この地域の開発に用いられた主要な幹線用水路と推定される。出土遺物は前橋市教委に保管されている。〈高橋正男〉 |
| [文献] ◇『鎮守廻り遺跡』 前橋市教委 1987 |