| 内匠遺跡(たくみいせき) |
| 富岡市内匠字平にあり、鏑川南岸の下位段丘面が、南側の上位段丘にあたる丘陵の裾部に接する平地一帯に立地している。東側と西側は、鏑川の支流である下川と井戸沢によってそれぞれ画されている。1981年に宅地造成工事に伴って遺跡の一部を富岡市教委が発掘調査した。この結果、古墳時代後期の竪穴住居16、土坑1、奈良時代の竪穴住居3、平安時代の竪穴住居7、土坑1などが見つかった。遺構の密集度が高く、重複関係が多く見られた。出土土器から、古墳時代後期から平安時代の中ごろまで継続して営まれた集落であることが分かった。本遺跡の西方、鏑川の南岸縁辺部に分布する古墳時代後期の群集墳、長久保古墳群の築造集団にかかわる集落と考えられる。出土遺物は富岡市教委に保管されている。〈井上太〉 |
| [文献] ◇『内匠遺跡』 富岡市教委 1982 |