高山遺跡(たかやまいせき)

  伊勢崎市三和町にあり、鯉沼の東南方台地一帯の標高82メートルに立地する。かつて高山と呼ぶ標高88.2メートルの梨木泥流丘が存在したことから遺跡名としている。1977年に土地改良事業に伴って大正用水東部土地改良事業地域内埋文発掘調査団が発掘調査した。縄文時代と古墳時代を中心とする遺跡である。高山の丘陵南斜面で3基の古墳が調査されている。いずれも破壊が進んでいたが、直径20メートルから30メートルの円墳で、1号墳からは、石室内から「はそう」、提瓶、鉄片が、墳丘部から鞆形埴輪が出土しており、6世紀前半の築造と考えられる。また、1970年には、伊勢崎商業高校郷土研究部が現地調査を行って石器および縄文時代早期の土器片を多数採集している。出土遺物は伊勢崎市教委および伊勢崎商業高校に保管されている。〈村田喜久夫〉

[文献]
◇『高山遺跡ほか3遺跡』 伊勢崎市教委 1978
◇『高山遺跡調査報告書』 伊勢崎商業高校 1970

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