| 下滝赤城遺跡(しもたきあかぎいせき) |
| 高崎市下滝町字赤城にあり、井野川下流域左岸の河岸段丘上に立地する。1990年に鉄塔建設工事に伴って高崎市遺跡調査会が発掘調査した。古墳時代後期の竪穴住居5棟とピット群が見つかっている。調査区が狭いため、各竪穴住居とも全容を解明できなかったが、1号住居は、1辺6メートル以上の規模を持つ大型の竪穴住居で、甕、甑、坏、高坏、坩などの土器が多数出土している。2号住居は、竈近辺を調査したのみで、規模など不明であるが、甕、坏、高坏が出土している。3号住居からは、石製模造品や水晶製切子玉が出土している。周辺区域には、土器片などの散布が濃密に認められ、広範囲に遺跡が展開していると推測される。出土遺物は高崎市教委に保管されている。〈桜井衛〉 |
| [文献] ◇『下滝高井前・赤城遺跡』 高崎市遺跡調査会 1990 |