下高瀬前田遺跡(しもたかせまえだいせき)

  富岡市下高瀬字前田にあり、鏑川右岸の東西に長い丘陵の北側に接して立地している。1990年に上信越自動車道建設に伴って県埋文事業団が発掘調査した。奈良時代の竪穴住居1棟と、埋土に多量の礫を含む落ち込みが2カ所、近世の畑が1面、墓2基が見つかっている。畑はAs-Aで埋没しているもので、7面が調査された。規模はおよそ、12.5メートルから16.3メートル×12.8メートルから20.5メートルである。墓からは、銘のある墓石が出土しており、「天明八戊申歳」(1788年)とある。出土遺物は県埋文センターに保管されている。〈新井仁〉

[文献]
◇『内匠日向周地遺跡・下高瀬寺山遺跡・下高瀬前田遺跡』 県埋文事業団 1995

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