| 下田遺跡(しもだいせき) |
| 前橋市北部の小神明町と勝沢町にあり、小河川に挟まれた幅の広い低台地上に立地する。小神明遺跡群中の1遺跡である。1982年に土地改良事業に伴って前橋市教委が6200平方メートルを発掘調査した。縄文時代、奈良時代、平安時代、鎌倉時代以降の遺構が見つかった。縄文時代は方形の竪穴住居2と円形の竪穴住居4、奈良時代は竪穴住居1、平安時代は竪穴住居2、鎌倉時代では30メートルと35メートルの環濠、掘立柱建物2、井戸10、土坑13、溝11などが見つかっている。縄文時代の土器は、中期後半から後期初頭のもので、前期前半のものがわずかに含まれる。出土遺物は前橋市教委に保管されている。〈井野修二〉 |
| [文献] ◇『小神明遺跡群』 前橋市教委 1982 |