| 下小鳥町頭II遺跡(しもことりまちがしらIIいせき) |
| 高崎市下小鳥町字町頭にあり、前橋台地の北西部に立地する。JR信越本線の北高崎駅から北に約1.9キロメートルの位置にあたる。本遺跡から南西2.2キロメートルを烏川が南東に流れ、北東0.8キロメートルを井野川が南東に蛇行している。1995年に分譲住宅開発に伴って高崎市教委が発掘調査した。弥生時代の水田、畦、溝と、古墳時代の水田、畦、近世の井戸が発掘された。平安時代の水田面は確認されなかったが植物珪酸体分析の結果では該当層から高い密度でイネの植物珪酸体を検出している。土師器、須恵器が出土した。発掘された水田は南北方向からやや西に傾いている。これは榛名山南東麓の扇状地の地形に応じた畦つくりと考えられる。出土遺物は高崎市教委に保管されている。〈神戸肇〉 |
| [文献] ◇『下小鳥町頭II遺跡』『下小鳥町頭遺跡』 高崎市教委 1996・1990 |