下受地・十二遺跡(しもうけち・じゅうにいせき)

  安中市東上秋間字下受地、字十二にある、縄文時代から平安時代にかけての集落遺跡である。1986年に市道建設に伴って安中市教委が発掘調査した。縄文時代の遺構は中期、後期の土坑2基のみであるが、前期(関山式、黒浜式)、中期(加曽利E4式)、後期(称名寺式から堀之内II式)の土器群が出土した。古墳時代の竪穴住居は1棟で、赤井戸式系の土器群が出土している。奈良時代(8世紀)では竪穴住居1棟、平安時代(9世紀後半から11世紀)では竪穴住居3棟が調査された。道路部分のみの調査なので、いずれの時期の集落も全体像は明らかではない。出土遺物は安中市教委に保管されている。〈大工原豊〉

[文献]
◇『下受地・十二遺跡』 安中市教委 1987

戻る