清水上遺跡(しみずうえいせき)

  前橋市青梨子町字清水上にある。榛名山東南麓が前橋台地に接するところにあたり、八幡川左岸の台地上に立地する。清里南部遺跡群に含まれる。1980年に土地改良事業に伴って前橋市教委が5000平方メートルを発掘調査した。奈良時代から平安時代にかけての竪穴住居23棟のほか、平安時代の土坑や平安時代から中世にかけての溝などが見つかった。緑釉陶器、石製巡方、鋳物用具の坩堝4個体分、錫杖の鋳型、竈構築材として使われた瓦、鉄滓などが出土している。すぐ東に位置する下東西遺跡や清里南部下東西遺跡と同じ集落で、その西端部分にあたるものとみられる。出土遺物は前橋市教委に保管されている。〈唐澤保之〉

[文献]
◇『中島遺跡』 前橋市教委 1981

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