島畑遺跡(しまはたいせき)

  甘楽郡妙義町下高田字島畑にあり、高田川に沿って帯状に形成された微高地上に立地する。1987年にほ場整備事業に伴って妙義東部遺跡群の一つとして妙義町教委が発掘調査した。方形周溝遺構2、円墳1、竪穴住居2が見つかった。方形周溝遺構は、出土遺物がないため時期は明確でないが、重複関係から円墳より古いことが確認されている。円墳の墳丘は削平により失われているが周溝が見つかった。規模は外径約18メートル、内径約15メートルで、埋葬施設は竪穴系のものであった可能性が強い。周溝内からは円筒埴輪や土師器の高坏、須恵器の大甕や短頚壷などが出土した。6世紀後半のものと考えられている。竪穴住居の1棟は東壁に竈をもち、10世紀前半と考えられる土師器の坏、羽釜、灰釉皿を出土している。出土遺物は妙義町教委に保管されている。〈諸田康成〉

[文献]
◇『妙義東部遺跡群発掘調査報告書』 妙義町教委 1987

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