三枚橋南古墳群(さんまいばしみなみこふんぐん)

  太田市大島町にあり、金山丘陵の西麓に立地する。『上毛古墳綜覧』において鳥之郷村に分布が確認されていた66基の古墳のうちの9基に相当する。明治40年ごろの開墾で一部は削平され、小学校用地や畑となった。墳形はいずれも円墳であるが、規模や埋葬施設については明らかでない。9基のうちの6基には埴輪があったらしく、直刀、勾玉、土器なども出土している。採集された石製模造品の刀子から、本古墳群の成立は5世紀末葉から6世紀前半までさかのぼる可能性がある。近接する丘陵上に立地する古墳群や、鳥崇神社古墳との関係が指摘されている。〈坂口一〉

[文献]
◇『太田市史』通史編原始古代 1996

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