三本木清水遺跡(さんぼんぎしみずいせき)

  藤岡市三本木字清水にあり、神流川に注ぐ支流、三名川の中流右岸、標高約140メートルの下位段丘上に立地する。この付近は「保美地区遺跡群」と呼称され、遺跡が集中する。また、北東に三本木・神田古墳群、北西に東平井古墳群、西平井古墳群がある。三名川の左岸には古墳が多いが、対岸には少なく、古墳分布上興味深い。1992年にゴルフ場改築に伴って、平塚台遺跡、南大谷遺跡とともに藤岡市教委が約3200平方メートルを発掘調査し、古墳時代後期の古墳7、土坑2が見つかった。また、少量の縄文時代土器片、石器なども出土している。古墳は2号古墳で横穴式石室の下半部が残っていたほかは、周溝のみである。1号古墳からはガラス製小玉3点、3号古墳から提瓶が出土している。出土遺物は藤岡市教委に保管されている。〈軽部達也〉

[文献]
◇『E14保美地区遺跡群』 藤岡市教委 1994

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