三本木遺跡(さんぼんぎいせき)

  安中市鷺宮字三本木にある。中野谷地区遺跡群の一つで横野台地の内部に位置する。1988年と1994年に、市道建設と桑園建設に伴って安中市教委が発掘調査した。三本木I遺跡からIII遺跡に分かれ、それぞれ時期や性格が異なる。I遺跡は縄文時代前期から中期の小規模な遺跡である。II遺跡は縄文時代前期中葉(関山II式期、神ノ木式期)と終末(十三菩提式期)の集落遺跡であり、竪穴住居5、竪穴状遺構2などが見つかっている。また、平安時代(9世紀前半)の住居1、掘立柱建物1が見つかり、「牧」に関連する工房と推定される。III遺跡は平安時代(9世紀)の集落で、竪穴住居4、柱穴群1などが見つかっている。出土遺物は安中市教委に保管されている。〈大工原豊〉

[文献]
◇『三本木・落合遺跡』『落合II遺跡・平塚遺跡・三本木II遺跡・三本木III遺跡』 安中市教委 1990・1996

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