栄町I遺跡(さかえちょうIいせき)

  高崎市栄町にある。1995年に市街地再開発事業に伴って高崎市遺跡調査会が発掘調査した。火山灰に埋没した3面の遺構が見つかっている。調査地全面にAs-Bに埋没した平安時代後期の水田があり、畦や足跡などが確認されている。この下層からは、数条の溝状遺構が見つかり、水田の開発が平安時代前期にさかのぼることが予想される。また、As-Aに覆われた遺構面もあり、ここでは明瞭な鋤痕が認められている。高崎台地では最も西に位置する南北方向の小支谷を開発した水田遺跡の一部であると考えられる。〈綿貫鋭次郎〉

[文献]
◇『栄町I遺跡発掘調査報告書』 高崎市遺跡調査会 1996

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