| 唐桶田遺跡(からおけだいせき) |
| 太田市脇屋町の西部にあり、さらに新田町方向へ延びている。大間々扇状地端部の微高地上に立地する。1995年に新田東部工業団地の造成に伴って太田市教委が発掘調査した。古墳時代前期の集落と方形周溝墓や溝、古墳時代中期の、この微高地を東西に2分する溝などからなる遺跡で、竪穴住居20、掘立柱建物2、方形周溝墓1、溝4が見つかった。竪穴住居は大部分が焼失していることが分かった。また、この周辺は地下水位が比較的高いため、木質遺物の残りが良好で、竪穴住居や掘立柱建物の柱や階段の基部、柱の沈降をくい止めるために柱穴の下部に敷いたと考えられる板材などが出土した。溝の埋没土中からは土器片に交じって鍬や種子などが出土した。出土遺物は太田市教委に保管されている。〈天笠洋一〉 |