上中居西屋敷遺跡(かみなかいにしやくしいせき)

  高崎市上中居町字西屋敷にあり、JR高崎駅から東方へ約1.2キロメートルほどの高崎競馬場北東に位置している。北にはAs-B下水田が調査された上中居荒神II遺跡がある。1993年に社宅建設に伴って高崎市遺跡調査会が発掘調査した。調査区全面にAs-Bに埋没した水田があり、南北方向に平行する3本の畦が見つかっている。水田は長方形に区画されると考えられ、西の2本の畦は2メートル間隔であった。地形は北西から南東に向かって傾斜しているが、水田面は平坦で、人の足跡とともに馬蹄跡とみられる直径9センチメートル前後と、12センチメートル前後の円形の小穴が見つかった。As-B上層から掘り込まれた幅30センチメートルで、断面形がU字形の溝もあるが、はっきりした時期は分からない。調査資料は高崎市教委に保管されている。〈関口修〉

[文献]
◇『上中居西屋敷遺跡』 高崎市遺跡調査会 1994

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