上中居辻薬師遺跡(かみなかいつじやくしいせき)

  高崎市上中居町字辻薬師にある。通称反町屋敷といわれている場所の一部で、1990年に道路建設に伴って高崎市教委が発掘調査した。平安時代の水田、中世の館、近世の土坑、井戸、溝などが見つかっている。館があることは調査以前から推定されていたが、調査によって堀の規模や形状などが分かり、館に関するより詳しい資料が得られた。堀は部分的に障子堀の形態が見られた。出土遺物としては、陶器、カワラケ、軟質陶器、板碑片などの中世に関するものから、近世から現代までの多量の陶磁器類や木製品などがある。出土遺物は高崎市教委に保管されている。〈神戸聖語〉

[文献]
◇『上中居辻薬師遺跡』 高崎市教委 1989

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