愛宕山遺跡(あたごやまいせき)

  勢多郡富士見村横室字愛宕山にあり、十二山の中腹から法華沢川に延びる舌状台地の基部に立地する。1990年に土地改良事業に伴って富士見村教委が発掘調査した。平安時代と思われる炭窯と時期不明の溝を除くと、遺構や遺物の大半は縄文時代前期に属する。竪穴住居12(ほかに2棟から3棟の重複が推定されている)、土坑約150が調査されている。住居は1棟が縄文時代前期中葉、1棟が時期不明であるが、ほかはすべて前期後半に属し、土坑の大半もこの時期のものと思われる。出土遺物は富士見村教委に保管されている。〈羽鳥政彦〉

[文献]
◇『愛宕山遺跡・初室古墳・愛宕遺跡・日向遺跡』 富士見村教委 1994

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