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前橋市0946(まえばししぜろきゅうよんろく)遺跡

平成29年8月 調査
調査場所
前橋市朝倉町地内
調査期間
平成29年4月1日~平成30年3月31日
調査原因
平成29年度(主)前橋玉村線バイパス単独7軸道路整備推進事業に伴う埋蔵文化財の発掘
委託者
群馬県前橋土木事務所
主な時代
古墳~平安
遺跡の内容
 8月は、7月から引き続き、工場の隣接地をD区と設定して調査を行いました。今月の調査では、7月に調査した地域の北側の地域を主に調査区として、発掘にあたりました。
 平安時代、天仁元(1108)年に浅間山が噴火した時に降った火山灰、軽石に覆われた水田面や、6世紀初頭に榛名山が噴火した後に発生した泥流の下の面で溝などを調査し、4世紀初頭に浅間山が噴火した時に降った軽石が多く入った層の下の面についても調査しました。
 平安時代の水田面では、南北に長い畔(あぜ)がありました(写真1)。作業員が手作業で、細かい起伏を忠実に掘り出しています(写真2)。ここでは、遺物が多くは発見されなかったからことからも、住居が集まった地域ではなく、農作地域としての活用があったことが推測されます。9月も、引き続きD区の調査を進めていきます。
連絡先
前橋0946遺跡調査事務所 090-3244-0006
写真1 As-C混土下面全景(D2区南 南から)
写真2 地表面の確認作業(D2区南 As-C下面 南東から)