第16回 国民文化祭2001・おもしろ考古学教室

体験フェスタ

 ◆ 趣旨

 体験フェスタは、約500人の来場者を迎え熱気ある雰囲気の中で終了しました。今回は教科書と考古学を結びつけた内容の実体験が目的でした。
 古代人が使用していた材料での織物体験、木の実を石皿ですりつぶした縄文クッキーの試食体験、木と木の摩擦で起きる発火温度探求体験、炉の中に砂鉄と炭を交互に入れ、1,400度以上に熱して見事に鉄塊を取り出した製鉄実験、より多くの鉄を取り出すためには高度の技術が必要であることが分かりました。古代の黒米、赤米を石包丁で刈り取った穂積み体験。
 ポスターセッションでは、担当者が研究の成果を文化祭的雰囲気の中で発表し、熱気ある激論もありました。
最新情報展では、群馬県の縄文土器の推移を展示しました。 
参加者は、さまざま体験活動を通して教科書に書かれている古代人の生活を身近に感じとっていたようでした。

 ◆ プログラム
【体験コーナー】
小学校国語 粉ひき体験
小学校社会 火おこし体験
小学校家庭 親子古代米づくり体験
小学校図画工作 たまづくりで古代体験
小学校図画工作 土器づくり体験
中学校理科 鉄づくり体験
中学校家庭 編み物、機織り体験
中学校音楽 古代音楽体験
高校地学 土壌分析体験
【ポスターセッション】
小学校算数 竪穴住居を設計しよう
中学校技術家庭 縄文時代の大工さん
高校国語 則天文字の不思議
高校物理 摩擦って何だろう
高校地理 地域を歩こう
高校日本史 大きな古墳と小さな古墳
高校政治経済 古代の税制のしくみ
高校保健体育 縄文人のいたわりの心
【ポスターセッション】
縄文土器が語る群馬の風土
 ◆ 当日の様子

たまづくりで古代体験
 自分の願いをこめて、勾玉を作りました。短時間でもすばらしい作品がたくさん出来ました。

ポスターセッション
 授業での利用を目的にした調査員の研究成果を発表しました。

親子古代米づくり体験

 春から田んぼで作ってきたお米をカマドと土器を使って炊きあげました。おいしかった!

鉄づくり体験

 朝早くから1日がかりの製鉄作業。砂鉄と炭を交互に入れ続け、夕方ついにヒ出しです。