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「平成19年度 公開考古学講座」のご報告
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毎年、考古学研究の最先端で活躍されている先生をお迎えして、一般県民の皆様にわかりやすく講演していただく「公開考古学講座」が、2月9日(土)午後1時半から前橋テルサホールを会場にして開催されました。
今回の講座では、明治大学名誉教授の大塚初重先生をお招きして、「上毛野の古墳文化−古代東アジアにおける綿貫観音山古墳の国際性−」と題して講演していただきました。当日は、積雪注意報の出るあいにくの天候にもかかわらず、439名という多数の方々のご来場を頂きました。
講演では、高崎市に所在する全長100mで2重の周堀をもつ前方後円墳の綿貫観音山古墳について、韓国公州市の武寧王陵(ぶねいおうりょう)や中国山西省の庫狄廻洛墓(こてきかいらくぼ)と対比する中で、その関連性が明らかにされました。特に、古墳石室内部から出土した獣帯鏡や銅製水瓶については、武寧王陵出土の鏡と同型鏡であることや庫狄廻洛墓の水瓶と同一の製作技法を持つことが指摘され、北斉−百済−上毛野というルートで群馬の地にもたらされている可能性について論及されました。
また、その背景には中国北斉と百済、百済と倭との国際的な関係が存在し、東アジア全体に視野を広げた研究と群馬からの情報発信を行う必要性を改めて指摘され、講演を終了しました。
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多数の来場者で埋まる講演会場
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綿貫観音山古墳について語る大塚先生
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熱弁を振るわれる大塚先生
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著書に署名されるサイン会の様子
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