| − 発掘調査から地域の歴史を知ろう(林中棚U遺跡の調査から)ー | |||||||||||||||||||
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| 江戸時代の災害史で知られる「寛保の洪水」は寛保2年(1742)に起こりました。関東一円に大きな被害をもたらしたこの水害について、前橋では「利根川の水位が十尺(3m)上昇した」ことや、吾妻町では吾妻川や利根川沿岸で甚大な被害を出した天明の浅間泥流と同じくらいの規模の被害があった状況が記録されています。(この2つの災害は江戸時代の「戌歳と卯歳の災害」として特に有名です。)長野原町にある林中棚U遺跡の発掘調査で、昭和10年・天明3年(1783)・寛保2年(1742)の3つの自然災害の上に現在の耕作地が作られていたことが判りました。発掘調査によって地域の歴史と自然災害を乗り越えてきた先人の働きが地中に残されていたことがわかってきました。 |
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| ● 地域周辺の地理的環境 | |||||||||||||||||||
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| ● 林中棚U遺跡の土層概念図 柱状図の各層をクリックするとその説明がみられます。 |
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| ● コメント 学校区内の遺跡は、児童生徒が目にし易い場所で、地中に地域の先人の営みの歴史が眠っている場所でもあります。この遺跡の例では、3つの自然災害とそれを克服して現在の生活があることを端的に知ることができます。 小学3、4年生にとっては内容が少し難しいかもしれませんが、災害についての年代が判っていて、それに対する資料も沢山残されています。指導する側の教材研究も、地域を知るための資料・情報の収集が可能です。お年寄りに話を聞くことや資料館の活用、郷土誌をはじめ各資料を活用する調べ学習にも対応できます。また、地域社会における災害を遺跡の調査から学ぶこともできます。 この遺跡ではまだ未刊行ですが、発掘調査が行われた遺跡では詳しい報告書が刊行されています。遺跡をのぞいてみると、地域のいろいろな歴史が見えてきます。興味を持ったら遺跡へ出かけてください。 |
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