人々は寛保2年の土砂崩れの後、苦労して石を片づけ、斜面地に猫の額の様な小さな畑を開墾したのでした。
遺跡内で見つかった畑跡は、畑を囲むようにまわりに石が片づけられているのがよくわかります。発掘踏査で見つかったこの畑跡は、「生活の向上に尽くした先人の働きや苦心」を伝える具体例として、地域の歴史を考えることができるでしょう。現在の地表面から約1m下からみつかったものです。
天明3年の畑跡です。畑のサクには軽石が堆積しているのがわかります。これは泥流に埋まる1週間ほど前に降下した軽石です。