(たきざわせっきじだいいせき)
−勢多郡赤城村滝沢・縄文時代−
(赤城村教育委員会提供) (赤城村教育委員会提供)

 県内初の縄文時代住居と石棒が発見された遺跡。
1926年に内務省の柴田常恵と岩沢正作によって発掘されました。発掘調査では3軒の堅穴住居と配石が発見されました。出土した遺物は、縄文時代早期から晩期にかけての土器と石器などの日常生活に使う道具と岩版や土偶、石棒などのお祭りに使う道具が出土しています。
 特に環状列石から発見された大石棒は、縄文時代の信仰を考える上で重要な遺跡です。
 遺跡の近くには資料館があり、村内の歴史民俗が学べます。


■ 見学案内
関越自動車道赤城I・Cから自動車で約5分

■ ここがポイント
 赤城山の西麓に発達した断崖上の山麓面に広がる台地上に立地する瀧澤石器時代遺跡は、旧石器から平安時代にかけてムラが営まれたところです。
 大正時代の発掘調査では、大石棒や県内初の縄文時代堅穴住居が発見されました。これにより昭和2年国の指定史跡になりました。
 遺跡は、東に赤城山。西に榛名山を望むところで、配石遺構や石棒の在り方から周辺の山を仰ぎ、信仰する祭りの場となりました。
 また、遺跡の北東隅には、「湧玉」と呼ばれる湧水が今でも豊富に湧き出しています。縄文時代の人達もきっとこの湧き水を飲んだのでしょう。
 村内には、「湧玉」と呼ばれる湧水が数多くあり縄文時代のムラとの関係を考えるのも面白いでしょう。

■ もっと知りたい!
 すぐ近くの赤城村歴史資料館では、瀧澤石器時代遺跡から出土した土器や石棒、耳飾りが展示されています。その他、村内の遺跡から出土した遺物や民俗資料が展示されています。
<関根 愼二>