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奈良時代は正倉院の宝物に代表されるように、華やかな天平文化が花開いた時代ですが、同時に大きな飢饉(ききん)や疫病(えきびょう)の大流行(天然痘がはやりました)があったり、九州で反乱が起きたりして、社会に不安が広がった時代でもありました。これらの不安から国を守るために作られたのが、奈良の大仏・東大寺と全国の国分寺なのです。つまり、仏教の力で国を守る=「鎮護国家(ちんごこっか)」のために作られたお寺なのです。聖武(しょうむ)天皇が国分寺を作る詔(みことのり)を出したのは、天平13年(西暦741年)のことでした。 |