何人住めたのでしょうか(勝保沢中ノ山遺跡の大型住居)
何人住めたのでしょうか
(勝保沢中ノ山遺跡の大型住居)
 よく分からないのです。そこで一人が寝るのに畳(たたみ)1枚使うとして計算してみましょう。直径5mの縄文時代の竪穴住居だと、計算上12人寝ることができます。しかし火をたいている炉(ろ)や、土器などを置くスペースを考えると、多くても5〜6人ということになるでしょうか。実際にどうだったかは分かりませんが、竪穴住居の大きさは2〜3mのものから10mを越えるものもありますので、家によっては何家族もいっしょに暮らしていたものもあったことでしょう。

 しかし群馬では6世紀よりあとの時代になると、普通の人の家でも同じ土地の中に、竪穴住居だけでなく、掘立柱(ほったてばしら)の建物や倉庫などがいっしょに建てられていたことが分かっています。ですから、たて穴住居だけで何人住んでいたかを考えることができないのです。